PROFILE

松本茂高  Shigetaka Matsumoto

1973年神奈川県生まれ。21歳の時に初めて訪れたアラスカの原野に圧倒され、現在もアラスカを中心とした旅を続けている。
ニコンサロン新宿、モンベル、コニカミノルタプラザ新宿、山梨県北杜市津金学校などで個展を開催。




2014年2月10日月曜日

西吾妻からの眺め

The view from Mt. Nishiazuma





西吾妻山からの眺め。雪を抱いた飯豊連峰の峰々に朝日があたってゆく。

Iide mountains, Fukushima and Yamagata, Japan. Feb 2011.
The view from Mt. Nishiazuma.  
The morning sun lighted up Mt.Iide and shined.




眼下に凍結した檜原湖と会津磐梯山。そして背後に那須の山々。

Mt. Bandai, Fukushima, Japan. Feb 2011.
It's Mt. Bandai in an under eyes and frozen Lake Hibara.
And it's  Nasu mountains in the rear.

2014年2月7日金曜日

西吾妻の樹氷 

The rime of Nishiazuma at Fukushima, Japan.  Feb 2011.



2011年の2月末。樹氷が見たくて東北まで足をのばした。
当初は八甲田山や八幡平方面まで車を走らせる予定であったが、東北道を走り出してすぐに疲れと眠気に襲われ行き先を蔵王に変更。しかしそれでも運転が辛く感じたので郡山から磐越道に入り会津方面へ。そして西吾妻山へ向かった。西吾妻もそれなりに樹氷は見れるはず



天気は最高。バックカントリースキーヤーは気持ち良さそうに樹氷の間を滑っていた。



朝夕の光の中で過ごしたかったので稜線上の樹間に穴を掘ってテントを設営。
ここならなんとか風を防ぐことができそうだ。



風雪紋



しばらくの間、寒さも忘れて沈み行く夕陽をぼんやりと眺めていた。



もうじき陽が沈む。ここは雲上の楽園。



夜明け前の大好きな時間帯。そして蒼い世界。


東北地方の山々の美しさ。これからもゆっくりと歩いてみたい。


2014年2月6日木曜日

ダケカンバ

Birch




高原を吹き抜けるさわやかな風にさらさらと音をたてながらすらっと林立する白樺よりも、高山の厳しい風に耐え、荒々しく枝を大きく伸ばしてがっしりと岩場に根を張るダケカンバのほうが僕は好きだ。



Gongendake. Yamanashi, Japan 2011.



モノクロームの世界にダケカンバの褐色の木肌だけがよく目立つ。