PROFILE

松本茂高  Shigetaka Matsumoto

1973年神奈川県生まれ。21歳の時に初めて訪れたアラスカの原野に圧倒され、現在もアラスカを中心とした旅を続けている。
ニコンサロン新宿、モンベル、コニカミノルタプラザ新宿、山梨県北杜市津金学校などで個展を開催。




2014年5月28日水曜日

優しい目

Gentle eyes



世界最大のシカ。ヘラジカ(ムース)。
その巨体とは裏腹に愛くるしい目をしている。

牝のムース。
デナリ国立公園 2014年5月初旬







Cow and young moose
 Denali National Park and Preserve, Alaska. May 2014.


2014年5月25日日曜日

アメリカコガラ

Black-capped Chickadee



アメリカコガラ。

長く厳しいアラスカフェアバンクスの冬を生き延びたアメリカコガラ。
数の少ないアラスカで冬を越す留鳥でもある。

もうじき新緑の季節を迎え、生命の輝きを見せてくれるはず。


Black-capped Chickadee.
Fairbanks, Alaska. The end of  April 2014.

(フェアバンクス 2014年4月下旬)


2014年5月20日火曜日

太陽柱と幻日

Sun pillar and Parhelion




北極海から昇る朝日を撮影していたらなんか柱のような光が立ちのぼりました。
ああ、これが太陽柱(サンピラー)なんだ。初めて見た。
どうやら立派なサンピラーらしい。


Sun pillar
 Prudhoe Bay, Alaska 2014.



何か太陽の周りに輪のようなものが。
これは幻日という珍しい自然現象らしいです。


Parhelion
Dalton Highway, Alaska 2014



オーロラ以外にもアラスカでは様々な自然現象が見えるんですね。




2014年5月18日日曜日

ギンザンマシコ

Pine Grosbeak



ピューイピューイと高く澄んだ鳴き声が白樺とトウヒの森に響き渡る。雌を呼んでいるのかな?そろそろ彼らも営巣の時期を迎える頃だろう。

白樺の芽吹きとギンザンマシコの雄。


Pine Grosbeak
Fairbanks Alaska. May 2014.

アラスカ、フェアバンクス郊外の森にて。
2014年5月初旬


2014年5月16日金曜日

春の到来

The spring arrival 



長く厳しい冬を冬眠というかたちで生きぬいたホッキョクジリス。

昨日のブリザードと打って変わって今日は穏やか陽気。
ホッキョクジリスも巣穴から顔を出してなんなだか気持ちよさそうだ。



Arctic Ground Squirrel
North Slope Alaska. May 2014.



2014年5月12日月曜日

北極圏にて

In Arctic




残雪季の北極圏。
夕暮れ時、カリブーの牝の群れが北へ向かって移動している。きっと多くの牝がお腹に新たな命を宿していることであろう。そして、ゆっくりと確実な足取りで地平線の彼方に消えていった。

Caribou, Arctic Alaska.  May 2014.


しばらくすると、どこからともなく2頭のオオカミが姿を表し、まるでカリブーの群れを追っているかのように、通り過ぎていった。

Couple of wolf, Arctic Alaska.  May 2014.



カリブーの群れと二頭のオオカミ。そして自分。どこかでお互いの生命が繋がっていること感じていた。